2026.10.28 ステムセル研究所様への企業訪問

株式会社ステムセル研究所のシンガポールでの事業会社StemCell Innovationsを訪問し、最先端の再生医療や日本企業の海外展開について学びました。

 

ステムセル研究所は1999年に創業し、赤ちゃんのへその緒である「さい帯」や、出産時にさい帯と胎盤に残る血液「さい帯血」の保管事業を展開する企業です。また、StemCell Innovationsは2024年に設立、本年5月に施設建設を終え、現在はMinistry of Healthからのさい帯血バンクライセンス取得に向けて準備中です。

 

今回は、ステムセル研究所の執行役員でグローバル推進室を担当し、StemCell Innovations社ではCTO(最高技術責任者)/ラボラトリーディレクターを担当されている石井衛様より、さい帯・さい帯血に含まれる幹細胞の特徴や、再生医療における活用についてお話を伺いました。特に、さい帯血が脳性麻痺や自閉症スペクトラム障害の治療研究に実際に使用されている事例や、今後の医療への応用の可能性についてのお話は、生徒たちにとって大変興味深いものでした。また、さい帯やさい帯血を処理して凍結保存するための設備や、実際に検証用のさい帯血が保管されている施設も見学させていただき、細胞保管の技術を間近で学ぶ貴重な機会となりました。さらに、シンガポールやインドネシアを中心とした細胞バンク事業の将来性についてもお話を伺い、理系分野のキャリアやグローバルに働くことへの理解を深めました。

 

生徒たちは終始興味津々な様子で説明に耳を傾け、次々と質問が飛び出すなど、非常に充実した企業訪問となりました。