競技かるたは、小倉百人一首の100首の和歌を用い、下の句が書かれた札を互いに25枚ずつ分け合い、読手が上の句を読んでいる間に、その上の句に続く下の句の札を相手よりも速く取り、自分の陣の札を早くなくすことで勝負を競います。日本の伝統文化である和歌と、暗記力や反射神経、勝負の駆け引きといった競技性が融合し、「畳の上の格闘技」とも呼ばれています。


100首の和歌を暗記するのは大変と思うかもしれませんが、部員のほとんどが未経験者です。週2日の練習を重ね、相手の陣から札を「抜いた」ときの爽快感を味わったら続けたくなること間違いなし! 古典の成績も上がるかも?

2023.12.01 競技かるた部 交流戦を行いました

 2023年11月12日(日)、本校競技かるた部は、シンガポールで活動する星国沖の石かるた会の皆様をお招きして、交流戦を行いました。

試合は、本校と沖の石かるた会による団体戦を3戦行いました。人数が4人対4人という変則の形だったこともあり、1戦目と2戦目は2勝2敗の引き分けとなりましたが、3戦目は大将同士の白熱した取り合いの末、本校が勝利を収めました。

 競技後は、早稲田大学在学中にB級3段を取得した本校24期卒業生から、札の払い方や団体戦における声かけの意味など、実践的なアドバイスを多くいただきました。

 部員同士の練習が多い中、校外の方との勝負はとても貴重で、多くの学びを得ることができました。更なる上達を目指して引き続き精進していきます!