11月7日(金)、1学年の生徒たちはシンガポール市内で校外学習を行いました。今回の校外学習は、シンガポールの都市計画についての理解を深めるとともに、シンガポールの文化の中でも特にインド文化に焦点をあて、直接体験を通して異文化理解を促すことを目的としました。
午前中に訪れたSingapore City Galleryでは、都市の発展や土地利用の工夫について学びました。展示されているシンガポール全体の大きな模型を前に、生徒たちは街づくりの変遷を興味深く観察していました。過去から現在に至る都市の発展が写真や映像でわかりやすく紹介されており、生徒たちは国の発展を支える都市計画の重要性を実感していました。
続いてリトル・インディア地区に移動し、Indian Heritage Centreを見学しました。館内では、インドの歴史や文化、宗教、衣装などが紹介されており、生徒たちは多民族社会としてのシンガポールの多様性を感じ取っていました。また、昼食は各班で自分たちで場所を探し出し、カレーやナンなど本場のインド料理を味わいました。
昼食後の班別自主行動では、リトル・インディアの街を散策しながら文化を体験しました。雑貨店での買い物やヘナタトゥーを楽しむ生徒の姿も見られ、活気ある雰囲気の中で異文化への理解を深めていました。また、「自調自考探究」の一環として現地の方にインタビューを行う班もあり、社会の中で学びを広げる貴重な経験となりました。
今回の校外学習を通して、生徒たちは多文化共生社会の豊かさを肌で感じ、自ら学び、考える力を育むことができました。





