2025.11.21 ACSISに参戦しました
バレーボール部は、9月から11月にかけて、ACSIS(シンガポールインター校リーグ)に参戦しました。男子はDivision1で6位/8チーム、女子はDivision2で3位/6チームという結果でした。バレー部の活動を支えて下さった全ての皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。
男子キャプテン 角田 優真
「想いが繋ぐ先」
「想い」の種類は様々で、バレーボール技術を高めようとする練習への想い、仲間と支え合い、時にはライバルとして刺激し合う仲間への想い、そして練習でも試合でも声を掛け合い、チームを鼓舞しようとするチームへの想い。さらに、自分に、チームに、応援してくれる人たちに届ける勝利への想い。そんな多くの「想い」があったからこそ、僕たちは今年度のACSISをチーム一丸となって戦い抜くことが出来ました。
最終試合ではアウェイ戦にもかかわらず多くの人が応援に駆けつけてくれました。最初の2セットを先取したものの、3・4セット目では疲れが見え始め、一気に追いつかれてしまい、最終の第5セットを迎えました。2セット連続で取り返された後の重い雰囲気や蓄積した疲れはありましたが、応援の声に背中を押され、勝利への「想い」を強く持ち、一球一球を大切に粘り強くプレーし続けました。その結果、最終セットを勝ち取り、最後の試合を勝利で締めくくることが出来ました。
バレー部男子は2勝5敗、8チーム中6位。決して多くはない勝利ですが、強豪がそろうDivision1で粘り強く戦い続けられたのはチームの、そして僕自身の大きな誇りです。
不甲斐ないキャプテンだった僕についてきてくれた仲間には感謝してもしきれません。この1年で積み重ねた想いを忘れず、次の代のさらなる活躍を願って、感謝の想いを繋ぎます。本当にありがとうございました。
女子キャプテン 青木 璃子
「声が繋いだ絆」
バレー部女子は3勝2敗、6チーム中3位でブロンズメダルを獲得しました。
今シーズン、私たちが大切にしてきたのは「声出し」でした。最初は声を出すことに抵抗があったり、自分のプレーに集中して周りに声をかける余裕がなかったりしました。しかし、練習の中でプレー中の声出しや、大きな声での挨拶を意識するうちに、少しずつ意思疎通がスムーズになり、チームの絆が深まりました。
点を決めた時は全員で喜び、ミスをした時は「ドンマイ!」と励まし合う。そんな声の積み重ねが、どんな場面でも前を向く力になりました。試合を重ねるごとにスパイクの決定率も上がり、守備面でもカットやブロックの精度が高まり、確かな成長を感じられました。
最後の試合では、多くの方々に応援していただき、本校の体育館で全員がベストを尽くし、勝利という最高の形で3年生は引退することができました。コートに立つ一人ひとりの声、ベンチや応援席からの声が、すべて一つになって響いたあの瞬間を私はきっと忘れません。
未熟なキャプテンだった私を支え、信じてついてきてくれたチームのみんなには感謝の気持ちでいっぱいです。バレー部での日々を通して、仲間を思う気持ちやチームワークの大切さ、そして挨拶や礼儀といった人として大切なことを学びました。
この経験は、これからの人生の大きな宝物です。















